前面の様式(その2)


・列車番号表示機

 列車番号表示機にも、前のページの写真で見られるようなLEDタイプと昔ながらの数字札を入れて表示するタイプがあります。

列車番号表示機(数字札タイプ)
小金井 2000.2.7

 この数字札タイプは貫通扉の窓の真ん中に設けた札受けの中に数字札を入れるもので、国鉄型の通勤型や近郊型、急行型に共通のタイプでした。東北・高崎線の115系も全てこれでしたが、3年ほど前から手が入り、いつの間にかほとんどLEDに変えられてしまいました。
 今も古い編成に残ってはいるようですが、E231系が入ると廃車になる可能性があるので見るなら今のうちです。

・前面種別幕

 細かいことですが、前面種別幕にも多少の違いがあります。

前面種別幕(白地に黒字)
小山 2000.4.16

 一般的に115系の前面種別幕は紺色の地に白抜きですが、時々白地に黒字のものがあります。これは115系の中でも古いグループのもので、両毛線などの支線系にまだいるようです。

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