ツーマン時代の車輌たち(その1)


・880形

新関行きのモ886+モ887
市ノ坪〜競輪場前間にて 1998.12.25

 ワンマン化の施された車輌の中で、真っ先に全車がワンマン化されたのがこの880形です。
 正面の窓下に「乗降中」のLED表示器がなかったり、運賃表示器・運賃箱がなかったりする他は、基本的に外観も車内も変わりはありません。

・870形

徹明町行きのモ870形
野一色にて 1998.12.25

 上の880形とは対照的に、この870形は最後まで全車がツーマンで残っていました。恐らく、「複電圧化」という大改造を控えていたせいもあると思います。
 正面の窓下に縦に「乗降中」のLED表示器がなかったり、運賃表示器・運賃箱がなかったりする他は、基本的に外観も車内も変わりはありません。

 

・モ600形

新岐阜行のモ602
市ノ坪にて 1998.12.25

モ600形車内
北一色にて 2000.6.11

 600形は春までに1輌を残して廃車、ということになっていたため、早々とモ606だけがワンマン化改造され、あとの5輌は800形投入で休車になるまでずっとツーマンで走っていました。
 これも正面の窓下に「乗降中」のLED表示器がついていないことと、方向表示幕が取り替えられていないこと以外に基本的に外観上は変わりがありませんが、内装は運賃表示器がついたせいか、正面右側の一番前の座席が取り外されています。

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