美濃町線電停めぐり


12.下芥見 しもあくたみ

所在地:岐阜市芥見1

下芥見電停駅舎
モ880形 2000.6.11

下芥見電停
2000.6.11

 県道に一旦別れを告げて左に入り、しばらく行ったところにある電停です。芥見の集落の中にある電停で、現在ここまでがスタフ閉塞区間の南限です。交換設備のある電停で、交換の際には電車が構内踏切をはさんで止まります(以下、交換電停ではこのパターンです)。
 この電停で注目すべきは、その駅舎でしょう。上の写真にも見える通り、木造の古い駅舎で、裾の方など造作がなかなか凝っています。最近、自動閉塞化に合わせて隣にプレハブの信号小屋が建ってしまいましたが、それでもその渋さを失うことなく建ち続けています。
 なお、少し見づらいですが、右側の写真で駅舎の右側の軒下にぶら下がっている看板は名鉄の広告で、美濃町線の電停独特のものです。ここの他、いくつかの電停にあります。

 ここから先、線路は用水路沿いに北西へ向かって進んで行きます。この用水路、農閑期の冬は水がありませんが、夏は水が張られて時々子供が水遊びをしているのが見られます。う〜ん、日本の夏(笑)。

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